デリケートゾーンの黒ずみに効果があるハイドロキノンの基礎知識と使い方

デリケートゾーンの黒ずみに効果的と言われるハイドロキノンとは?

ヒドロキノンとも呼ばれ、美容の分野では美白剤として使用されている物質です。シミの漂白剤としても知られ、クリームや軟膏として医療現場で使われている他、一般のお店でもハイドロキノン配合の化粧品が販売されています。
ハイドロキノンの特徴は、シミを予防するだけでなく、肌に沈着したメラニン色素に直接働きかけて美白する効果があるという点です。ビタミンCやプラセンタといった美白成分と比べると10~100倍もの効果があるとされ、シミやソバカス、黒ずみといった色素沈着の治療に用いられています。
ただし、美白効果が高いゆえに、正しく使わないと副作用も起こりやすい性質があります。そのため、一般的に販売されているデリケートゾーンの美白クリームには、ハイドロキノン配合のものは見当たりません。デリケートゾーンの黒ずみを解消するために用いる場合には、美容皮膚科や美容外科などで診察を受け、適切な指導の下で処方されることが推奨されます。

デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使う場合

デリケートゾーンの黒ずみ解消に用いるのであれば、医師の処方が必要です。美容皮膚科や美容外科で診察と処方を受けましょう。黒ずみ治療のために処方されるのが一般的ですが、その他にもデリケートゾーンの脱毛時に黒ずみがあるとうまく脱毛ができないため、ハイドロキノンを配合した美白クリームを処方するクリニックもあります。
ところで、医療現場においてハイドロキノンと一緒に使われるものにトレチノインという薬があります。トレチノインには肌のターンオーバーを促す作用があり、先にトレチノインを塗り、その上からハイドロキノンを塗ると色素沈着の治療効果がアップするというものです。これをトレチノイン・ハイドロキノン療法と呼びます。なお、顔に用いる場合には上から必ず日焼け止めを塗る必要があります。これらの成分には紫外線による影響を大きくする作用があるためです。デリケートゾーンに用いる場合には衣類で隠れるため、必要ありません。

デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使用する際の注意点

その効果の高さから副作用も起こりやすい薬なので、デリケートゾーンに用いる場合には必ず医師の診察と処方が必要になりますが、美容皮膚科や美容外科であればどこでも処方してもらえるというわけではありません。医師によって見解は異なりますし、患者さんの状態によってはハイドロキノンが使えなかったり、他の美白剤のほうが効果的であったりといった場合もあるためです。
また、ハイドロキノンは熱や光に弱く、長期保存に向かない薬です。処方してもらったら、必ず冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫に入れていても2ヶ月ほどで効果が落ちてきますので、定期的に通院して新しいものを処方してもらう必要があります。
紫外線の影響を大きく受けるため、湿布した部分が直接紫外線を浴びないよう、外出する際には日焼け止めや衣類等でガードすることも重要です。